●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<2005.11.29 第108号>━━

  小さな会社が儲かるしくみづくり
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 こんにちは!気づき塾の君島です。

 先週の質問の答えはわかりましたか?

   “面倒なことから逃げ出したいタイプの上司”

   “リーダーシップの“リ”の字もないタイプの上司”

    が、なぜ中小企業や役所に多いか?

 でした。
  
 僕はとにかく単純に考えるタイプなので、僕の答えも簡単です!

 答えは、

   “年功序列制度が色濃く残っているから”

 です。

 中小企業と役所の共通点とも言っていいと思います。

                               (君島)
 ──<今日のメニュー>───────────────────────

  ○ やればできる!企業改革物語
  ○ 編集後記

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  『やればできる!企業改革物語』
             
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 第五章『構造改革』

  第十二話 ~ 思いと心は別? ~

 

  言われたことを言われたままに確実にしてきた山田部長。

  それは決して悪いことではなかったのだが、
  いつの間にか<それ以上もそれ以下もできない人間>
  になっていた。

  いや、最近は会社が変わっていくスピードが早くなったためか、
  言われたことさえできない時も出てきていた。

  これは山田が一番よくわかっていた。

  頭の中では、

   (今度こそ自分も積極的にやってみよう)

   (このプロジェクトではリーダーシップを・・・)

  と考えているのだが、なぜか行動に移すことができない。

  行動に移すことができないだけならまだいいが、
  “積極的に”という心とは裏腹に、
  なぜか部下のすることに対してブレーキをかけるような
  発言や行動をしてします。

  山田が一番よくわかっていた。

  しかし、仕事に対する思いと、本能的に現れる心が
  いつも一致しないままここまできていた。

  (なぜこうなるんだろう・・・)

  性格が真面目な山田は、いつしかただ漠然と
  考え込むようになっていた。

  自分はこれまで上司の指示に従い、任された仕事を、
  期限内に、きちんとやってきた。

  でも、それが自分の足を引っ張るようなことになろうとは
  夢にも思わなかったのだ。

  プロジェクトがスタートしてしばらくすると、
  山田がただぼんやりと考えて込んでいる姿が多くなった。

  顔にも声にも冴えはない。

  そんなある日、見かねた君島が山田に声をかけた。

  「部長、どうしたんです?元気なさそうですが?」

  「あっ、君島さん。いや、別に・・・。元気ですよ。」

  「そうですか?そんな風には全然見えないけどなぁ。」

  「大丈夫です。がんばってますから。」

  君島には少しばかりの情報が入っていた。

  大林課長からだった。

  山田部長にはプロジェクトの全体像が見えていないと。

  「部長、例のプロジェクトはどうですか?
   総務部は順調に進んでいますか?」

  「ええ。大林君が張り切ってやってますよ。
   彼に任せておけば大丈夫でしょう。」

  「何言ってるんですか!部長が中心になって
   やらないとダメじゃないですか!

   そんな弱気になってどうしたんですか?」

  「いえ別に・・・」

  「う~ん・・・。そうだ!部長、今晩飲みに行きましょう!
   ちょうど僕の時間も空いてるし。

   駅前のいつもの居酒屋で待ってますよ!
   6時でいいですか?必ず来てくださいよ!
   待ってますからね!」

  「・・・・・」

  「部長、必ずですよ!」

  君島はそう言い残して出て行った。

  その後、山田は会社からわずか5分足らずの駅に向かうまで、
  ずっと考え込んだままだった。

                          (次号に続く)

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  今日のストーリーはどうでしたか?

  これじゃ、またまた「変われない人シリーズ」ですね。

  自分でストーリーを書きながら、
  なんだか哀しくなってしまいました。

  僕は山田部長みたいな人が好きなんですけどね。

  さて、おさらいはしませんがちょっと付け加えますね。

  今日の山田部長について、どう感じたでしょうか?

  若い人からすれば「早く辞めちゃえ!」なんて乱暴な?
  意見もあるかもしれませんが、実際に山田部長のような
  人はたくさんいます。

  本当にたくさんいます。

  僕の経験でも、ざっと10人ぐらいはいました。

  こういうタイプの人と出会うたびに、
  本当に哀しくなるものです。

  会社の方針や方法が変わったことについていけない人。

  それまで信じてきたものを否定された人。

  はっきり言って悲劇です。

  本人にすれば、まるで「もうお前いらないよ!」って
  言われているような気持ちにもなるそうです。

  あなたの会社ではどうでしょうか?

  こういうタイプの人はいないでしょうか?

  もし居るとしたら、どんな風に導いているんでしょうか?

  と、一番言いたいことを書いてしまいました!

  こういうタイプの人がいたら、ぜひ導いてほしい!

  必ずそうしてほしい!

  第五章の始めに「構造改革は人間の考え方や方法を変えること」と
  書きましたが、影響が典型的に出るのがこういうタイプの人です。

  絶対に切り捨てちゃいけない!

  その人には、その人に見合った仕事が必ずあるものです。

  山田部長はきっと●●になるとしても、
  きっと喜んでそれを受け入れるでしょう。

  ●●ってわかりますよね?

  「降格」です。

  降格は刑務所に入ることとは違うのです。

  ずっと前に書いた「適所適材」に戻すことなのです。

  時として、年功序列はその人の能力にはないことを求めたり、
  その人の能力以下のことを求めたりします。

  “年”齢や“功”績だけで、“序列”をあげてはいけません。

  また、それを決めてもいけません。

  社内の構造改革をするなら、やっぱり人間改革。

  人間の考え方や思考をポジティブに変えること。

  決して組織図を変えたり、給与体系を変えるだけではない。

  僕はそう思っています。

  でなければ、役職が上に行けば行くほど勝ち組で、
  下にいるほど負け組みという構造になって、
  いつまでたっても構造改革は進まない。

  あらっ!気がつけば本文より長くなってしまいました!

  毎度毎度すいません!

  ついつい熱くなっちゃって・・・。

  生きがいを感じるのは給料や役職だけではない。

  本人が感じるものです。

  よね?

  ということで今日はおしまい!

  意見・反論などジャンジャン受付中です!
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  では続きはまた来週!

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  編集後記

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  僕のストーリーでは、よく居酒屋に行って話しをする場面が
  よく出てきますね。(最近、気がつきました!)

  自分が好きなので、こればっかりは仕方ないと諦めています。

  が、最近はこういう機会もめっきり減りました。
  というのも、ちょっと忙しすぎるので・・・。

  忙しくてストレスが溜まっている時こそ、
  意識的にそういう時間を作らないとダメですね。

  どんどん余裕がなくなりますから。

  そろそろ中国に行こうかなぁ・・・。
  もう半年行ってないので、そろそろタイミングかと。

  心の余裕と中国の元気をもらうために
  やっぱり行きたいなぁと思っています。  

  それでは、また金曜日にお会いしましょう!
                             (by君島)

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