2005.04.19<第49号>
■■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■■■■                              ┃
■■■■   ~やればできる!中小企業のための気づきと法則~    ┃
■■■■                              ┃
 ┃                                ┃
 ┃         小さな会社が儲かるしくみづくり        ┃
 ┃                                ┃
 ┃                                ┃
 ┃                                ┃
 ┃            by『気づき塾』            ┃
 ┃                                ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 こんにちは!気づき塾のともちゃんです。

 最近登録してくださった方、はじめまして!
 どうぞ末永いお付き合いをよろしくお願いします。

 毎日中国での反日デモが報道されています。
 今回は広州でのデモに遭遇したこともあり、自分でもとても関心が高く
 とにかくデモが暴動にならないように祈るばかりです。

 でも先週の土曜日の上海のデモは暴動化してしまった。
 本当に残念なことです。一般の中国の人たちの目にはどのように
 映っているんでしょう?中国の人が中国の人を傷つけ、悲しませるのは
 見たくありません。

 ちょっと不思議な気分で今日もスタートです!
 いつものように「今日の気づき」から。

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ともちゃんの「今日の気づき」

      = 教育の功罪 =

 

             ~ 広州のホテルにて ~ 2005年04月11日
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 冒頭でも書いた中国での反日デモ。何人かの中国人と話しをしましたが、
 この問題を考えるとき、やはり「教育」というものが非常に重要である
 と思わざるを得ませんでした。

 しかし、これまで約20年にわたり行われてきた中国での「愛国主義」を
 否定したり意見を述べるものではありません。

 日本での話です。

 毎日本当に多くのことが起こる今日、今の学習指導要領を変える話が
 つい数ヶ月前にありましたが、大人の都合で指導要領をたびたび変更
 される子供たちの話が抜けているような気がしてなりません。

 我が子も現在小学3年生。入学時から土曜日が休みであることは
 いいのですが、月~金曜日まではまるで単にスケジュールを消化する
 ビジネス・パーソンのよう。本当にこれが教育なのかと思うほど。

 果たして十分に教えられているのかさえ疑問に思います。

 3学期の中間ぐらいから「習うこと全部教えてもらってない」
 「教科書がまだこの辺・・・」など、子供なりに不安に感じていた
 ようです。

 今回の反日デモとこの学校の現状が妙に重なってしまいました。

 中学校だったでしょうか?「歴史」の時間。

 3学期も終わりの頃、まだ明治維新の前後。
 授業時間が足りず、「現代(いま)」を考える上で最も大切な
 直近100年の歴史を学ぶこともないまま歴史の教科が終わって
 いきました。

 石器時代や織田信長もよいのですが、あのような教育が今も
 なされているとすれば、単に「1192作ろう鎌倉幕府」を覚えた
 だけの人間がたくさん輩出され、世界観も持てず、考えることも
 できず、近隣諸国のことも知らない若者が溢れる。

 今の日本が「経済」主導で動いているのは、実はこういうことも
 影響しているのではないかと思うのです。

 戦争は悲惨です。二度とやってはいけない行為だと思うのです。
 でも戦争は一国ですることではありません。必ず相手がいるのです。
 戦争の悲惨さばかりが目に付く日本の教育には、何かが欠けている
 ような気がします。

 そういう教育を受けてきた若者が感情的になって、日中両国が
 ますますおかしな関係にならないよう願うばかりです。

 しかしこういう教育は、会社の中でもなされていませんか?

 特に私ぐらいから上の年齢の方、飲んだらそんな話ばかりしてません?

 「あの時は苦労したんだ」「俺はあいつをやっつけてやった」
 「あのリストラはこうだ」「俺が社長なら・・・」

 過去の歴史を語るのも結構ですが、フレッシュ・パーソンが溢れる
 今この時期に、若者には夢を語り、共に夢を実現できるような
 話をしてもらいたいと思いますがいかがでしょう?

 ┌【今週のポイント】──────────────────────┐
 │                               │
 │ 「歴史」を学ぶことは今を学ぶことと同じ。しかし、もしそれが │
 │ 対極的に学ぶ機会でないとすれば、どこかに偏りが出るかもしれ │
 │ ない。歴史を学ぶ本当の理由はこれからを考えるためではない  │
 │ だろうか。                         │
 └───────────────────────────────┘

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  『やればできる!企業改革物語』

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 

 ここは、どこにでもあるような中小企業の食品加工会社『地味食品』。
 中小スーパーやお弁当屋さんを相手に惣菜を製造・卸をしており、
 最近ようやく大手百貨店が取引先になった。

 社長は二代目社長。親父が創業したこの会社を何とか経営しているが、
 最近は競合先が増え、苦戦に苦戦を強いられる毎日が続いている。 

 役員の多くは創業当時からの生え抜きが多く、なかなか若手が育って
 こない。従業員は50名。そのうちパートが35人を占めており、
 少々高齢化が進みつつある悩み多き会社である。

 これは、こんな『地味食品』が劇的に変化していった物語である・・・

 ──────────────────────────────────

 第四章『全体の見直し』

 

  第四話 ~ 人が会社を作る(3) ~

 

 「さっき教育には長い時間が必要だって言いましたよね?
  地味食品はこれまで長い時間をかけて教育をしてきたでしょうか?」

 木戸が即座に答えた。

 「やってないでしょう。どこか職人気質のようなものがあって、
  教えるより盗めという感じだったと思うな。格好よく言えば、え~何だ、
  そうOJTだけど、それは教育をしないことをまるで正当化するための
  ようなものだったんじゃないか。総務はどうなんだ、山田。」

 「返す言葉もありませんよ。総務はまさにそのまま。目の前にある仕事を
  するためだけの教育というか指導しかしてこなかったと思います。」

 「だろう?だから情けない役に立たない総務になってしまったんだよ。」

 「・・・・・」

 「まぁまぁ、ここは総務部を責める場じゃないですから木戸さん。
  今そこに気がついただけいいじゃないですか。何も総務に限った話じゃ
  ないです。全体がそうだったんですよ。

  木戸さんのところではこの前やりましたけどね、結局教育っていうのは
  お客様を知ることから始まるんですよ。製品やサービスをを買って
  くださる方を見て、話を聞き、そしてそれを使ってくださる現場まで
  想像できるようになって初めて教育の効果が現れてくると思うんです。

  だから、総務部だって遅くない。まだまだこれから出来ますよ。

  買ってくださるお客様のことを中心に考えれば、いかにして買って
  頂くか、つまりいかにして売るかに焦点が絞られ、本当のユーザーが
  見えなくなる。地味食品は食品加工をしている会社でしょ?

  それなら、お客様が商品である食品を食べて下さるときが、その人が
  ユーザーじゃないですか。その人が喜んでくださることを考えたり、
  想像したり、場合によっては見に行ったりするような発想が出てきて
  初めて教育の効果が出てきたと判断できる。

  でも、なかなかそうはいかない。

  なぜだと思いますか?

  それはみんな人間だからですよ。変化するには時間が必要な人も
  いれば、あっという間に変わる人もいる。理解したという状態は、
  心も体も頭も全てその方向に向かって一体化した時です。
  そう簡単に人間は変わるもんじゃないですよね?

  だから長い時間をかけて、金を使って教育するんです。

  会社の商品の秘密ね、隠し味や製法も大事ですが、
  本当に大切なのはそれを生み出し、育んでいく人です。

  これ以上の財産は会社にはありません。

  金と機械と土地と工場があっても、創る人がいなけりゃ製品は
  できません。作るじゃなく、創る、ですよ。

  老舗と呼ばれる何百年も続いている店や会社は、必ずこういう
  人が何人もいたはずだし、現にいるはずです。

  だから私は人を粗末に扱う会社には今はあっても、
  将来はないと思っているんです。

  社員を職員を、スタッフを、一人ひとり大切に育むことが
  出来ない会社が、どうしてお客様のことを考え、愛し、
  役に立つことができるでしょうか?

  それを考えるのもするのも、みんな社員であり、職員であり、
  スタッフなのです。そう、みんな人なんです。」

 君島が話している間、出席者は何かに取り付かれたように、
 物凄い集中力で話を聞いていた。一言も聞き漏らさぬように・・・。  
  
                            (次号に続く)

 ──────────────────────────────────

 さて今日の『やればできる!企業改革物語』はいかがでしたか?

 今日もおさらいは要らない気がしますが、
 ポイントだけおさらいをしましょう!

 ───────────────────────────
 第一のポイント:お客様のことを考える教育は何より重要!
 ───────────────────────────

 これには時間もかかるし金もかかる。第一、何をこうすれば必ず
 こういう結果が出るという法則のようなものが見当たらないから、
 みんなやりたがらないと思います。

 だからスローガンですよ「お客様を大切にしよう!」なんてことを
 会社の至る所に張り出したりするんですね。

 これもとても大切なことですけど、でもそれは「お客様を大切にする」
 ということが理解できていて初めて効果のあることだと思います。

 掛け声だけの、スローガンだけの教育では効果は本当に小さい。

 多分ないに等しいと思います。

 ─────────────────────
 第二のポイント:真のユーザーを見つけよう!
 ─────────────────────

 真のユーザーを見つけることは製品開発や営業活動にとっても
 非常に重要です。文中でもありましたが、売る相手しか見えないと、
 売ることしか考えない傾向がとても強いと思います。

 本当のユーザーが見えれば、営業担当の人はおのずと提案型の営業に
 なるでしょう。そこには真のユーザーの不平や不満、隠れたニーズが
 見え、それにこの商品やサービスがどのように役立つのかがわかる
 はずです。

 一般論ではありません。

 綺麗ごとでもありません。

 世の中には本当に売ることしか考えていない営業担当者が多い。
 これまで何百人もの営業を受けてきましたが、本当に多い。
 中には売る相手のことも考えていない人もいます。

 強い会社に変わる原動力は、真のユーザーを見つけること。

 私はそう信じています。

 少なくとも今はね。

 

 ということで、今日は以上です。
 それではまた次号でお会いしましょう!

 賛同するご意見、疑問、質問、応援メッセージ送ってください!
 ⇒ info@andre-bc.com

 もちろんBlogの書き込みでもOKで~す。
 ⇒ http://blog.livedoor.jp/kizuki_cafe/

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  絶対読んで!今週のオススメ本

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 『仕事は楽しいかね?2』

               デイル・ドーテン(著)
               きこ書房 価格:1,365円(税込)
               オススメ度 ★★★★★(5つが満点!)

 

 ず~っと前に紹介した『仕事は楽しいかね?』の続編。
 この続編では中間管理職のあり方について主人公とマックス老人の
 会話が繰り広げられます。

 この本は私の愛読書の一冊。ごちゃごちゃ書かなくとも、下記の目次を
 ご覧いただければいい本だときっとご理解いただけるでしょう。

 ~目次~

 第一章 “ほんもの”の上司に出会ったことはあるかね。
 第二章 優れた上司は、常にお役所的な体制と戦っている。
 第三章 優秀な管理職の基本的な仕事は、管理することじゃない。
 第四章 仕事選びの大切な基準は“いまより幸せになれること”なんだ。
 第五章 有能な部下は探すことより探されることのほうがずっと多いんだ。
 第六章 労働移動率が二十パーセントの企業のほうが十パーセントの企業
     よりずっと健全だということもある。
 第七章 仕事は楽しくなくちゃだめだ。職場から笑い声が聞こえてこなけ
     れば、君のやり方は間違っているということだろうね。

 詳しくはコチラから

  http://amzn.to/XdpYBb

 

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  おススメメルマガ紹介

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 「強い会社」を創るためには避けて通れない人事制度。
 これ一つで会社の運命がかなり変わるのは、もう皆さんよくご存知ですね?

 でも結構これは難しい。

 今日は難しい人事制度を面白おかしく教えてくれる貴重なメルマガの
 ご紹介です。毎週水曜日発行ですから、今すぐ登録して明日から読んでね!

       ○          ○          ○

 「人事制度の設計と運用」をマンガ感覚でお読みください。
 ただいま『人事のソナタ』を連載中。他にお知らせコーナーなど話題満載。
 (*^_^*)チンギン君 と (*^・^)ヒョウカさん が悪戦苦闘しています。
 ぜひ読者になって、チン様たちの応援をよろしくお願いします。

 【まるごと人事!超楽】(毎週水曜日発行)
 ☆読者登録はコチラからどうぞ ⇒ http://www.jyell.jp/

●○●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  編集後記

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

 今日4月19日は下の子の誕生日。あっという間にもう6歳です。
 時間の経つのは早いし、子供の成長も早い。

 子供の誕生日ってとてもうれしい日だし、おめでたい日でもありますが、
 同時にこれまでの自分の変化を考えるよい機会でもあります。

 僕はこの6年間で一体何が変わったんだろう?

 そんなことをしみじみ考える今日一日になると思います。

 今日は6歳になった子供の笑顔を楽しみに、一日がんばろうっと。

 

 それでは今日はここでおしまい!

 お時間おある方、応援メッセージくださいね!
 パワーをください! → info@andre-bc.com
 
                        (byともちゃん)

─【メルマガ相互紹介募集のお知らせ】─────────────────

 弱小メルマガではありますが、『メルマガ相互紹介』を
 募集させて頂きたいと思います。

 「我こそは!」とお考えの方がいらっしゃいましたら、
 ぜひメッセージをお寄せ下さい。コチラまで→ info@andre-bc.com

 注)ご紹介させていただくメルマガは、当方のメンバーで激論を戦わせ、
   読者の方にお勧めしたいメルマガだけとさせていただきますので、
   あらかじめご了承下さい。また当メルマガ読者の方だけに限定させて
   頂きます。掲載をさせていただく場合のみ詳細をお知らせいたします。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

■発行元 気づき塾 ~みっちゃん&ともちゃん&その他多数~

■気づき塾プロフィール
現役サラリーマン集団。日常の素朴な疑問や神話をガンガン叩き壊して、
企業再生や活性化中。得意分野はズバリ「情報システムを使った合理化」。
税理士、社労士、ファイナンシャルプランナー、SEなどと共同で、日々
活動中。これまで、経理のコスト80%削減、ウェブサイトを使った海外
顧客の集客、業務の大幅合理化・改善など、結構いろいろな実績がある。
が、何せ現役サラリーマン。顔も名前をオープンにできないのが、目下の
悩み。絶対口外しないことを約束していただければ、格安のアドバイスや
コンサルもできるかも・・・・・。 http://www.andre-bc.com

■ご意見・ご感想 
みなさんの感想もどんどん取り上げていきたいと思います。
たくさんお寄せ下さいね。
info@andre-bc.com

★このメールマガジンの転送はOKですが、記事を許可なく転載したり
一部分のみ転送・利用することなどはお断りします。

★お友達にジャンジャン紹介して下さいね。よろしくお願いしま~す!★

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

Copyright(C)2004-2005 『気づき塾』All rights reserved.


中小零細企業の経営ヒント満載
無料メルマガ 売れるしくみ、儲かるしくみづくり講座
メールアドレス
名前(名字のみ) (必ず漢字でご記入下さい)

 

メルマガ読者登録

無料読者登録
メールアドレス
名前(名字のみ)

バックナンバー

ホームページ

QLOOKアクセス解析