2004.10.26<第25号>
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■■■■   ~やればできる!中小企業のための気づきと法則~    ┃
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 ┃         小さな会社が儲かるしくみづくり        ┃
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 ┃                                ┃
 ┃                  by『気づき塾』      ┃
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 こんにちは。お元気ですか?

 台風23号の被害に驚いていたら、間髪置かずに新潟県中越地震の発生!
 そしてまた沖縄地方には台風24号が接近中!

 被災された方には心からお見舞い申し上げます。

 以前、阪神大震災を経験した私は(神戸でではありませんが)、
 地震の恐ろしさを身をもって体験したはずなんですが、
 やっぱりどこかで忘れている。「天災は忘れた頃にやってくる!」です。

 しかし本当に今年は天災が多い。それも忘れないうちにやってくる!

 あなたも人ごとではありません!
 せめて今度の休みの日に家中点検しましょう!

 ということで、今日も「小さな会社が儲かるしくみづくり」の
 スタートです!

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  ともちゃんの「今日の気づき」

     =となりのスーパーと近くのコンビニ=

                   ~帰り道にて~ 2004年10月22日
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 突然ですが、

 「あなたはスーパーとコンビニをどういう基準で使い分けていますか?」

 と聞かれればどう答えるでしょう?私の場合は、タバコや飲み物を買う
 時ぐらいしかコンビニを利用しませんからそう答えますが、あなたは
 どうでしょう?

 時間帯でしょうか?買いたい物でしょうか?それとも距離でしょうか?

 今日の帰り道、面白い光景が目に付きました。
 20時ごろ、目の前のスーパーに入る世代と、少し離れたコンビニに
 入る世代が違うんです。性別も。

 もともとコンビニは「距離と時間」で圧倒的にスーパーより便利で
 普及してきたように思います。

 例えば家や会社からの距離。近い方がいいですよね?
 特にちょっとした買い物のときは、パッと入ってパッと買うことができる
 コンビニに軍配があがっていたように思います。

 次に時間。以前はスーパーの営業時間といえば午後7時か8時まで。
 出先から帰るときに既に閉店していたんです。それで24時間オープン
 したコンビニは、その圧倒的に優位な条件を生かしてスーパーの閉店後
 から開店までの時間に売りまくった。

 というように、消費者が何を基準に何を求めているのかを考える必要性は
 その時代、時によってどんどん変化しますし、変わることが当たり前。

 それは今こうしてこのメルマガを読んでいただいているみなさんにも
 当てはまりますし、このメルマガも変化していかなくてはなりません。

 長く続いている企業や老舗のお店は、それだけで存在価値がある訳ですが、
 実はふたを開ければ、おじいさんやおばあさんばかりがそのお客様の
 ほとんどを占めていて、将来の成長がほとんど見込めない状態に
 なっていると思います。(伝統や格式を否定するわけではありません)

 ですから、これからドンドン成長していこうと考えている企業やお店は、
 常にお客様を意識し、お客様が何を求めているのか、そしてこれから
 お客様は何を求めると考えられるのかを考え続けなくてはならないと
 思います。

 最近、コンビニが閉店した後の店舗がたくさんありますよね?
 あれは恐らくお客様のニーズとシーズを見間違えたんでしょう。

 もうすぐスーパーがコンビニの良い部分を取り入れて劇的な変化を
 するはずです。そうした時、あなたはコンビニ?それともスーパー?
 それとも・・・?

 ここを考えた人が成功するのかもしれません。

 ┌【今週のポイント】──────────────────────┐
 │                               │
 │お客様を見失っては成長できない!いつも声を聞き、視線を観察  │
 │しなければ、ニーズはわかってもシーズはわからない!      │
 │                               │
 └───────────────────────────────┘

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  『やればできる!企業改革物語』

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 ここは、どこにでもあるような中小企業の食品加工会社『地味食品』。
 中小スーパーやお弁当屋さんを相手に惣菜を製造・卸をしており、
 最近ようやく大手百貨店が取引先になった。

 社長は二代目社長。親父が創業したこの会社を何とか経営しているが、
 最近は競合先が増え、苦戦に苦戦を強いられる毎日が続いている。 

 役員の多くは創業当時からの生え抜きが多く、なかなか若手が育って
 こない。従業員は50名。そのうちパートが35人を占めており、
 少々高齢化が進みつつある悩み多き会社である。

 これは、こんな『地味食品』が劇的に変化していった物語である・・・

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 第二章『開発部の改革』

  第十七話 ~ 全体最適と部分最適 ~

 

 「でね木戸さん?部分最適のことですけどね、やっぱりこれも大事な点
  なんですよ。でもこれまでの部分最適とは根本的に違うんです。何が
  違うのかというと、全体最適があっての部分最適というところです。
  また何言ってるんだみたいな顔して・・・」

 「お前さっき適所適材を取り入れた全体最適が必要だって言ってたじゃ
  ないか。矛盾してるんじゃないか?」

 「してないですよ。だって全体最適あっての部分最適ですからね。これ
  までの部分最適とは全く違いますよ。例えばね、う~ん、そうそう、
  これまでの開発部と営業部みたいなもんですよ。開発部も営業部も
  それぞれいろいろな事を考えて取り組んできたわけですけど、それは
  あくまでそのセクションのことだけ、もしくは中心に考えてやるって
  ことでしょ?

  それで、全体最適を第一に考えた上で部分最適を考えた場合、
  全体最適で会社全体の最適化が実現し、そしてその一つのパーツの
  ようなイメージでそれぞれのセクションが、その目的を果たすために
  部分最適をしていく。どうですか?違うでしょ?
  そこから生み出される結果は今までとは全然違うはずですよ。」

 「なるほど!そりゃ結果が違うな。」

 「ね!?だから、今回は営業部と開発部が初めてセクションを超えた
  最適化を図ろうとしているから、今までとは違ったことができるし、
  考えることができるんです。本当は会社全体を一度に最適化できれ
  ばいいんでしょうけど、ウチはまだまだそうはいかない。だって
  木戸さんでさえここ1ヶ月ぐらいじゃないですか?こんな風に
  変わってきたのは。」

 「・・・・・」

 「だから、今回は1ステップでゴールじゃなくて2ステップか
  3ステップでゴールすればいいと思うんですね。きっと社長も
  そんな風に考えてるでしょうし、それしか無理だと思いますよ。」

 「それの方がいいな。社員に悪い奴なんていないんだから。俺と同じで
  みんな知らないだけなんだから。」

 「まぁそういうことです。随分僕の意見に賛同していただけるように
  なって、うれしいですね。」

 「ところで、適材適所の話をしてた時に組織の穴って話をしてただろ?
  あれは結局どういうことになるんだ?」

 「それはこういうことですよ。全体最適をするってことは、会社の中の
  大きな業務フローが出来上がるってことなんですね。もうこれは
  おわかりですね。ということは、そこに適所適材ではなく、
  適材適所という考え方をそのまま持ち込んで人員配置なんかをした
  場合、業務フローに穴があくことにもなる訳ですよ。そしたらせっかく
  全体最適が上手く回らなくなる。つまり穴が開くわけですね。

  だから順序としては、まず全体最適を実現するためのフローを作る。
  次にそのフローを動かすために、最適な人を配置する。これはベスト
  じゃなくてもベターでOKです。後はその人を成長させる訳ですから。
  そして、その人を中心とした組織としくみを最適化、
  つまり部分最適を実行する。

  どうですか?おわかりいただけますか?」

                            (次号に続く)

 ──────────────────────────────────

 さて、今日はいかがでしたか?

 これまで「小さな会社」にとっての考え方やコーチングのような話が
 多かったのですが、これから「しくみ」の話題を取り入れていきます。

 では、今日のおさらいをしましょう。

 ──────────────────────
 第一のポイント:部分最適は全体最適のあと!
 ──────────────────────

 澤登部長の話のとおり部分最適、つまり各セクションや個人の最適化は
 全体最適のあとにしましょう!こうすることによって、より効率的な、
 合理的な組織ができる可能性が高くなりますし、柔軟な組織にも変身
 します。

 つまり、こうすることによって会社全体のムリやムダ、そしてムラを
 取り除き、そしてそういうものを発生しにくくするんですね。

 ただし覚えておいてください!

 家の中の整理と同じで、一度きれいに整理整頓しても、そこで生活し
 時間が経つにつれ、必ずいろんなムリ・ムダ・ムラは生まれます。
 毎年大掃除しても必ず出てくるでしょう?あれと同じです。

 だから定期的かどうかは別にして、必ず掃除が必要になりますし、
 場合によっては再構築が必要になります。

 ───────────────────────────
 第二のポイント:一度にムリなら分割してゴールを目指す!
 ───────────────────────────
 
 人間の心理かもしれません。いろんなことを理解し始めると、
 なるべく最短距離でゴールを目指そうとすることが多いようです。

 でもそこは多くの人が集まって出来ている組織。

 一度に理解できる人もいれば、そうでない人もいる。
 その目標が高すぎる人もいるし、ボリュームが多すぎる人もいる。

 だからムリをせず、ゴールまでをいくつかに分割して活動しましょう。

 これは前にもお話したことですね。達成感も味わえますし、
 軌道修正もしやすくなります。

 プランニングをする人は、ぜひ頭においてください。
 こういうことも全体最適を目指す上で大事なことです。

 ─────────────────────
 第三のポイント:業務フローに穴を開けない!
 ─────────────────────

 業務フローに穴を開けてはいけません!
 澤登部長は人員配置を例にとって説明していましたが、これはモノや
 コンピューターシステム、書類など全て同じです。

 とにかくPDCAと同じように、フローを邪魔するものを取り除き、
 ちゃんとまわすことです。絶対に穴を開けてはいけません。

 でも、特に人員配置は難しい。だって常にベストの人がいるわけでは
 ないし、いない場合だってある。そういう時は、ベターの人を配置
 するとか、そういう人もいない場合は研修や教育によって
 育成しましょう。

 もちろん、配置をした後のフォローもお忘れなく!
 今は良くても会社を取り巻く環境や求める能力が変われば、
 必要な人材も変わります。

 どちらかというと、「小さな会社」は教育・研修に消極的です。
 人材ではなく人財とするために、常に一定のコストと時間をかけ
 教育や研修を実施するべきです。

 ということで、今日はおしまい!
 この続きは次回にしましょう。

 ご意見、ご質問はこちらにどうぞ → info@andre-bc.com

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  絶対読んで!今週のオススメ本

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 『手帳200%活用ブック』

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 早いもので書店などにはもう来年の手帳が並んでいます。毎年毎あっと
 いう間に一年が過ぎていくような気がしてぞっとします。

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  編集後記

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 冒頭にも書きましたが、被災された方には心からお見舞い申し上げます。

 今どんなお気持ちで過ごされているのかということを想像すると、
 心が張り裂けそうな気持ちになります。

 性別や年齢、職業や所得の違いなど、こういう天災というものの前では、
 その意味をほとんど持たないような気がします。

 それだけ人間が勝手に作った価値観はもろい物かもしれません。
 そんなことを考えさせられる最近です。

 私がこんなことを考えることは被災地の皆さんには何の役にも立たない
 ことですが、遠いところからではありますが、一日も早い復旧を願って、
 かつ、心に傷を負われた皆さんが一日も早くいつもの笑顔を取り戻される
 ように祈りたいと思います。

 それでは、また次号でお会いしましょう!

                        (byともちゃん)

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企業再生や活性化中。得意分野はズバリ「情報システムを使った合理化」。
税理士、社労士、ファイナンシャルプランナー、SEなどと共同で、日々
活動中。これまで、経理のコスト80%削減、ウェブサイトを使った海外
顧客の集客、業務の大幅合理化・改善など、結構いろいろな実績がある。
が、何せ現役サラリーマン。顔も名前をオープンにできないのが、目下の
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