2004.07.27<第13号>
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■■■■   ~やればできる!中小企業のための気づきと法則~    ┃
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 ┃         小さな会社が儲かるしくみづくり        ┃
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 ┃                  by『気づき塾』      ┃
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─【本日のごあいさつ】────────────────────────

 

 こんにちは!お元気ですか?

 夏の夕暮れ時。
 私が子供のころ思い出す時、必ず出てくる風景です。

 「ご飯できたよ~」という母の声。
 家族で旅行したときの海辺で見た夕日。
 グラウンドで思いっきり野球をした後の友達との会話。

 なぜか私の思い出には夕日や夕暮れ時が登場します。
 あなたにはこんなことありませんか?
 私だけでしょうか?

 いつの日からか、自分の子供たちにもこんな思い出を
 作ってやれているんだろうかと考えるようになりました。

 今、こうして夕日を見ていると妙にしんみりしてしまいます。

 仕事をし始めるようになって、子供のころの思い出だけでなく
 仕事の思い出もどんどん増えています。
 でも、屋上のビアガーデンのことや
 お客様に怒鳴られてトボトボ歩く自分の姿ばかりですが。

 でも、いつの日か「確かあの時、あのメルマガ読んでたよね」
 なんてことをお話いただける日を夢見て、今日もスタートしたいと
 思います。

 出来ることなら「あのメルマガ、まだ続いてるんだよね。
 いろいろ世話になってきたなぁ」なんてことをお話いただければ
 うれしいなぁ。
 

                         (byともちゃん)

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 さて、それでは『やればできる!企業改革物語』といきましょう!

 今日の話は大事なことばかりです。
 見逃さないでしっかり理解して、頭に叩き込んでくださいね。

 それでは、最後までお付き合いくださいね。 

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 『やればできる!企業改革物語』

 

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 ここは、どこにでもあるような中小企業の食品加工会社『地味食品』。
 中小スーパーやお弁当屋さんを相手に惣菜を製造・卸をしており、
 最近ようやく大手百貨店が取引先になった。

 社長は二代目社長。親父が創業したこの会社を何とか経営しているが、
 最近は競合先が増え、苦戦に苦戦を強いられる毎日が続いている。 

 役員の多くは創業当時からの生え抜きが多く、なかなか若手が育って
 こない。従業員は50名。そのうちパートが35人を占めており、
 少々高齢化が進みつつある悩み多き会社である。

 これは、こんな『地味食品』が劇的に変化していった物語である・・・

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 第二章『開発部の改革』

  第五話 ~ お客様の姿 ~

   = 木戸と澤登 編 Part4=

 

 「木戸さん、すいません。最初からちょっと難しい話になっちゃって。
  でも木戸さんならお分かりになりますよね。今、こうして話を聞いて
  くれてるんですから。」

 「まだ何となくだが理解してるつもりだ。今までの話は、中小企業が
  グループウェアを導入する時のポイントだろ?」

 「まぁ、中小企業だけのことじゃないでし、何でも同じだと思ってますが。」

 「でだな、グループウェアをある程度正しく導入したとしてだ、会社に
  とってはどんなメリットがあるんだ?」

 「またまた難しい質問を・・・。そんなの一言では言えないですよ。」

 「簡単にでいいから説明してくれ。」

 「わかりましたよ、わかりました。こういうことを理解する時は、
  会社が出来てから大きくなっていく過程と重ねあわせばいいんですよ。

  まず会社を作りますよね。別に法人でなくてもいいんですよ。個人でも。
  しばらくすると最初は自分一人だけの会社から従業員が少しずつ増えて
  きますよね。1人、また1人と。そうしたらどんなことが起こります?
  というか、なぜ従業員を増やすんですか?」

 木戸は一瞬、少しムッとした表情をした。無理もない。子供にする質問の
 ようなものだったからだ。それを少し抑えて、こう答えた。

 「そりゃ事業が大きくなって一人では出来なくなるから社員を増やすんじゃ
  ないか。そんなの当たり前だろ?」

 「ですよね。それじゃさっきの質問に戻りますけど、社員が増えるにつれ、
  どんな問題が起こってきますか?木戸さんの場合どうでした?」

 「俺の場合か?う~ん、そうだ!部下が少しずつ増えてくるにつれ、俺は
  毎日怒鳴ってたなぁ。なかなか自分の指示がうまく伝わらなかった。
  それに報告も遅れて。なんか、ギクシャクしていたような気がする。」

 「そうですか。そのほかには何もなかったですか?」

 「ほかにか・・・。いや特別なかったなぁ。俺が怒鳴れば、連中はちゃんと
  やってくれてたからな。」

 「本当に何もありませんでした?」

 「なかったと思うな」
 
 「そんなはずはないんですけど。もしなかったって思ってるなら、
  それは木戸さんが気がついていないだけですよ。
  大事なこと忘れてませんか?」

 「大事なことか?いや、思い当たらんな。」

 「そうですか。では少しヒントをあげましょう。
  『お客様の声』聞こえましたか?『お客様の姿』見えましたか?」

 木戸から言葉が出なくなった。それだけ木戸が敏感に感じるようになった
 証拠だが、とにかく自分が深く考えてこなかったことを澤登はよく考えて
 いる。言葉が出なくなったのは、その違いに愕然としたからだった。

 「ね、木戸さん。グループウェアの本来の目的は、小さな会社だったころの
  機動力のようなもの、発想力のようなもの、フットワークのようなものを
  取り戻すためということになるんです。何人いても、何十人いても、
  何百人になっても、それがあたかもひとつの頑丈なグループのように
  機能させるためにです。

  社員が増えれば当然の事のように分業が始まる。でなきゃ、社長が何十人、
  営業マンが何十人、経理が何十人となるわけです。つまり全ての社員が
  すべての能力をもち、すべての機能を果たすということです。

  でもそんなことあるはずがない。分業して、それぞれが機能を分担して、
  それが結合して、ひとつの会社としての機能をもつようになる。
  少なくともそうさせたいはずなんですね。

  なのに、規模が大きくなるにつれ「担当」というものが出来始め、
  営業の仕事をしている人たち以外は、お客様からどんどん遠ざかっていく。
  営業の人でさえ、お客様から遠のいていく場合さえある。
  例えば、単に「販売」しかしない人がこれにあてはまりますね。

  その逆もまたある。

  例えば、経理に入ったクレームなんかがそうですね。
  そのクレームはお客様からいただいたものなんだけれども、
  伝票を修正し再発行することでことが収まり、営業担当が
  何も知らないということもある。
  
  話が長くなっちゃいましたけど、要はこういうことですね。

  単細胞生物から人間に進化する過程に、手が出来たり足が出来たりした
  訳ですが、いざ人間という形になった時、それぞれがバラバラに
  ものを考え、勝手に行動しているようなもの。そんな状態じゃ、
  歩くことも走ることも、何一つできないってことになるんです。

  こんなふうに例えればわかるでしょ?
  木戸さんの体が木戸さんの意思で動かないんですよ。」

 「なるほど、そうか!だからグループウェアは自分の手足からの情報を
  集めたり、手足に指示を出したり、経験したことを脳に蓄積したり
  するために使うものなんだな。」

 「そう、そうなんですよ木戸さん。」

 うんうんと何度もうなずく木戸。
 どうやら彼の中で何かが芽生えつつあるようだった。
  

                            (次号に続く)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 さて、今日はいかがでしょうか。

 澤登も難しいことを一生懸命説明するために、アレコレ言葉を使ったり
 たとえ話を使ったりしていましたが、おわかりいただけましたか?

 グループウェアにはいろんな機能があります。
 例えば掲示板があったり、社内の決裁機能があったり。
 もちろん私も全てを知っているわけではないので、ほかにもたくさんの
 使い方があるかもしれませんが、グループウェアの本来の目的は
 「脳」と「神経」の役割を果たすことなんですね。

 あなたは、以前に大きな恐竜の話を聞いたことありませんか?
 大きな恐竜は、例えば自分の尾の部分の痛みが脳にまで到達するのに
 ずいぶん時間がかかったという話。冗談話だったかもしれませんが、
 会社が大きくなるにつれ、こんなことは日常的に発生するんです。
 中には途中で情報がどこかに行ってしまう、消えちゃうことだってある。

 これでは会社として機能しませんよね。
 だからそれを解決するための「道具の一つ」としてグループウェアが
 あるわけです。だから単にグループウェアを導入したからと言って、
 解決できるわけではないのです。

 グループウェアを導入しても、グループウェアは何も解決してくれません。
 解決するのは人間なんです。歩いたり走ったりするのは人間なんです。

 ということで、今日はここまで。
 次号では、もう少し「お客様の姿」を続けたいと思います。
 せっかく木戸部長が目覚めそうなんですから、そうさせてくださいね。

 それではまた、次号でお会いしましょう!

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◆お勧めはこれだ!◆

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 『「なんでだろう」から仕事は始まる!』(小倉 昌男:著)

 

 みなさんご存知、クロネコヤマトの宅急便でおなじみのヤマト運輸の
 元社長 小倉 昌男氏が書いたこの本。実は先週読んだばっかりなんですが
 とってもいい本だと思いますので、みなさんに紹介します。

 気づき塾では、気づきのためにまず「なぜ?なんでだろう?」って
 思うことから始めましょうと言っています。こんな偉い方が同じような
 ことを本に書いてくださると、もううれしくて。

 だからぜひ読んでほしい!あなたの気づき力を必ずパワーアップさせて
 くれることでしょう。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 「なんでだろう」と自分の頭で考えることから、道は開ける!
 宅急便を世に送り、福祉の世界に身を投じた男、確固たる志を貫く伝説の
 経営者が語る!「仕事とは!働くこととは!」の真髄!
 そもそも、仕事が自分のためになるかどうかは、本人の好き嫌いとは
 関係がない。嫌いな食べ物でも、食べれば必要な栄養分が摂取できるのと
 同じことである。では、意に染まない仕事を楽しめるようにするには
 どうすればいいか。(中略)つまり、仕事を楽しむ道筋はひとつではなく、
 人の数だけあるということだ。そこに自分ならではの価値を見出すことが
 できれば、どんな仕事もおもしろがることができるはずなのである。
             <「好きな仕事」と「意に染まない仕事」より>

                    (アマゾン・レビューより抜粋)

 『「なんでだろう」から仕事は始まる!』はこちらから!

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◆今日の一言◆

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 『会議のための会議』

 

 世の中にこれほどつまらない時間はないでしょう。
 忙しい人たちが時間を調整し、時間と金を費やし、
 終わってみれば「いったい何のための会議?」と思うような
 会議を経験したことありませんか?

 「うんうん、ウチはいつもそうだよ」
 「今朝の会議は全くそのとおり!月曜の朝から何考えてんだ~!」
 「そうなんだよなぁ。会議やっても何にも決まらないんだよ」

 というような嘆き節は「犬が歩かなくても棒に当たる」ほど
 数多く聞くことが出来ます。

 こういう会議は本当に時間と金とエネルギーの無駄遣いですよね。
 「省エネ」を理由に電気の節約をする会社が、こんな無駄遣いを
 堂々とやってたりするもんです。

 では、こういう会議を「意味のある会議」にするためには
 どうすればいいのでしょう?

 その方法は多分これに尽きるでしょう。

 「会議は意思決定のみに使う!」

 ということです。

 まずは、会議のための準備を必ずしましょう。
 資料の準備だけでなく、資料はあらかじめ配布しましょう。
 そして出席者には、その資料を熟読することと、
 何の条件がそろえば「賛成!」となるのかを明確にしてから
 出席することを義務付けましょう。

 もちろん、会議開催前に「会議の目的」「議題」などを
 事前通告し、全員席に座ればすぐに本題に入るようにしましょう。

 そしてこれが一番大事!

 「出席者には決定事項に責任を持ってもらいましょう!」

 多分、これだけできればあなたの会社の会議はかなり変わります。

 善は急げといいます。
 さぁ、あなたの会社でも今から会議改革だ!

 ということで今日はおしまい。
 また次号でお会いしましょう。

                          (byともちゃん)

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現役サラリーマン集団。日常の素朴な疑問や神話をガンガン叩き壊して、
企業再生や活性化中。得意分野はズバリ「情報システムを使った合理化」。
税理士、社労士、ファイナンシャルプランナー、SEなどと共同で、日々
活動中。これまで、経理のコスト80%削減、ウェブサイトを使った海外
顧客の集客、業務の大幅合理化・改善など、結構いろいろな実績がある。
が、何せ現役サラリーマン。顔も名前をオープンにできないのが、目下の
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